内視鏡検査
内視鏡とは、細い管状のカメラを鼻などから挿入し、胃や大腸を直接観察する検査機器です。内視鏡検査によって、日本人に多い胃腸のがんの早期発見につながることが多くあります。近年では、機器の性能があがり、苦痛も少なく、10~30分程度でほとんどの検査が終了します。
検査は、「経鼻上部消化管内視鏡検査(鼻から入れる胃カメラ)」「大腸内視鏡検査(肛門から入れる大腸カメラ)」の2つの種類があります。
胃カメラ・上部消化管内視鏡検査
昔の胃カメラは、口から管を挿入するタイプで苦痛が伴いましたが、現在は鼻から細い管(先頭部分が5mm程度)を挿入する苦痛の少ないタイプが一般的になっています。鼻から挿入しますので、吐き気が起こりにくく、会話ができるのが特徴です。
大腸カメラ・大腸内視鏡検査
大腸ポリープや大腸がんは、日本人の食生活が欧米化している現在、増加している疾患です。当院は肛門から入れる大腸カメラにて検査が可能です。